アイコのまんが絵日記 

社会復帰して10年目の統合失調症患者の思い出や日々の戯言を漫画やイラストで表現するブログです。

寝ぼけた頭で幻覚らしいものを見て慌てて薬を飲む

夢を見ていた。
夢の中だということはわかっていた。
私は住み込みで楽しい仲間と働いていて、予想天外なことが起きる日々をただブログに書き起こしていた。毎日が楽しいから、そのブログは相当面白いものになっていて、私は起きてからも覚えておいて現実でも夢の中に書いたブログを再現してやろうと思っていった。
 
ふと、夢の中の私はトイレに行きたくなったので、目を覚ますことにした。
 
私は本当に目を覚ました。
その瞬間、本当の記憶を取り戻した。
夢の中の私は夢の中で夢を見ていて、本来の私の記憶がなく別人となっていた。夢の中で面白いから覚えておこうと思った出来事はすべて空想の人物たちの絵空事で覚えておけるわけもなく、あの仲間たちが実在しない
事実に一瞬混乱し、私の脳みそは夢の出来事をその一瞬でデリートした。かろうじて覚えているのは、仲間の新人ちゃん(女性)のひとりが一緒に寝ましょうと誘ってきたことだけ。
 
目覚めた瞬間、寝ぼけた頭でくるくる回る四角い袋をかぶったような化け物に囲まれている幻覚もどきをが見えた、気がした。
 
あ、ヤバイ、薬飲んでなかった!!!
私は飛び起きて薬を飲みにリビングまで降りた。
 
10年だぞ。幻覚も妄想もなく10年やってきた。
たった1日薬飲まなかっただけでぶり返してくれるなよ。
 
私の統合失調症の症状は、夢と現実の区別がつかなくなる類のもので、夢を見ている間、現実だと認識している状態は少し怖い。まあ、目が覚めた瞬間に夢だったと分かるなら正常だってうちの主治医は言うだろうけれど。いわゆる異世界にいたぞ。流行りの異世界転生ってやつだ。ま、西洋風というより千と千尋的だったけどな。そこでも私は漫画ブログを書いていたが、現実における記憶は別物で、私は別人だった。
 
超久々に幻覚もどきを見てびっくりしたけれど、あれは寝ぼけていたのだということにして幻覚は見なかったことにしよう。でも、薬はちゃんと飲もう。。。主治医の言うように、安定しているように見えるのは薬で均衡を保っているだけにすぎないのかもしれないのだから。
 
まあ、私の思考は今、まともなのだし、心配はないと思うがヒヤッとした。うん、寛解して10年たつけれど、薬は転ばぬ先の杖。忘れぬようにしないとな。
 
ではまた。